『ホモ・デウス』を読んで
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この本は、私に最も大きな影響を与えた本の一つと断言できる。生命はアルゴリズムであること、そして感情や思考ですらアルゴリズムとして捉えられるということ。動物にも感情や思考が存在するということ。ヒトは生物として特別なのではなく、あくまで進化の一過程でしかないということ。その一方で、ヒトはAIを生み出す技術レベルに達した唯一の種であること。

ユヴァル・ノア・ハラリは、評価の高いベストセラーで国際的な現象となった「サピエンス」の著者であり、同様に独創的で魅力的、挑発的な新刊を発表し、その焦点を人類の未来と、我々が人間を神にアップグレードしようとする探求に向けました。過去の100年間で、人類は飢餓、疫病、戦争を抑制するという不可能を実現しました。これは受け入れがたいかもしれませんが、ハラリは彼独自のスタイルで、徹底的で魅力的な説明で、飢餓、疫病、戦争...
Brain machine interfaceにより、ヒトは機械と融合するであろうこと。ヒトは、老化をもコントロールして不老を手に入れ、Homo Deus(神)にすらなるかもしれないこと。この激動の時代に、私たちは何者であるか、私たちはどう生きるのかが問われている。