高橋 賢

『三国志』を読んで

『三国志』を読んで

Book review

嗚呼、何と壮大なる物語よ!この物語を読んで、何度徹夜したかわからない。100年にわたる国家の興亡。広大無辺、深謀遠慮、疾風怒濤、阿鼻叫喚。劉備、曹操、孫権。関羽、張飛、趙子龍、孔明。武力、知力、魅力ーー己が能力のすべてをあげて激動の時代を生きる漢たちの生き様、死に様が、今も我々を惹きつけてやまない。

三国志 1
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Published: 2008-10
二世紀末、中国後漢末期、政治は腐敗し、黄巾賊が各地にはびこって、民衆は苦しんでいた。青年劉備は、同志関羽、張飛と桃園で義盟を結び、世を救うことを誓う。ここに百年に亘る治乱興亡の壮大なドラマの幕が開く。吉川英治の名著『三国志』本編のみをまとめた新装版。「桃園の巻」「群星の巻」収録。

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