「ヒト臓器チップ疾患モデルによる創薬イノベーション」の提案で、岡山大学イノベーション・マネジメント・コアから100万円を調達
実験動物を犠牲にせず、ヒトに効く薬の開発に貢献する破壊的イノベーション「臓器チップ技術」の開発を促進
岡山大学学術研究院医歯薬学域医学系 システム生理学の高橋賢 研究准教授は、岡山大学イノベーション・マネジメント・コア ベンチャー支援フィールドの令和4年度岡山大学発ベンチャー起業支援事業に採択され、100万円の事業推進費を調達しました。
高橋賢 研究准教授は、臓器チップ技術の研究で日本学術振興会などからこれまで3,374万円の研究資金を獲得しました。今回調達した資金は、臓器チップ技術を応用したライセンシング事業と薬物の薬効薬理・毒性試験受託解析事業を実現するために、関連学会における学術発表や、研究に必要な物品の購入に充てる予定です。マウスやイヌなどの実験動物を犠牲にせず、ヒトに有効な薬を効率的に開発するプラットフォームであるヒト臓器チップの開発を進め、医学の歴史の転換となる製薬のイノベーションを進めていきます。
高橋賢は一緒にスタートアップで働く仲間を募集しています
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