高橋 賢

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宇宙で筋肉や骨はなぜ弱る?

有人火星探査や商業宇宙旅行が現実のものとなりつつある現在、宇宙で健康に暮らすことの重要性はますます高まっています。一方、宇宙で長期間滞在すると、筋肉がやせたり、骨がもろくなったりすることが知られています。これは、無重力環境が人体に及ぼす影響によると考えられていますが...
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2020年を振り返って

2020年はコロナウイルス感染症のパンデミックにより、出勤や出張が制限され、会議や講義をオンラインで行うなど、歴史に残る一年でした。この激動の中でも、日頃と変わらない活動の継続により多くの成果がもたらされました。 出版 初めてのビデオ記事をJournal of Visualized Experiments誌で発表しました。 従来の紙媒体ではなく、ビデオ媒体での表現を探索することで、研究コミュニケーションを強化 ...
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UNCTADによる研究者育成プログラムの初会合

岡山大学が国連と連携し「持続可能な開発目標」=SDGsの達成を目指す新たな人材育成プログラムに、アフリカやASEANの若手の女性研究者7名が参加することが決まりました。そのキックオフミーティングが11月11日に岡山大学で行われました。高橋賢は、受け入れ研究者の1人としてこの記念すべき会合に参加しました。 このプログラムは、岡山大学とUNCTAD=国連貿易開発会議との包括連携協定により...
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情報計算化学生物学会にて臓器チップ研究の成果を発表

2020年10月27日から30日に、情報計算化学生物学会(The Chem-Bio Informatics Society, CBI)の主催によりCBI学会2020年大会がオンラインで開催されました。2020年に始まったCBI学会年次大会は、情報計算化学・生物学分野の研究者や産官学の関係者の交流を目的として毎年開催されています。 2000年に初まり、Amazon Web Service、富士通やBruker社をスポンサーとするこの学会は...
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COVID-19とどう闘うか:論文査読?!

7月23日に高橋がピアレビューを行ったCovid-19に関する論文が、国際学術誌Journal of Clinical Medicineに掲載されました。 この論文は、Covid-19にかかった場合の死亡リスクは男性は女性に比べて16%高く、心臓血管病患者は健常者と比べ1.96倍高いことなどを報告しています。 Nature誌やハーバード大Wyss Instituteの研究者たちが ...
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ビデオ公開:ヒト虚血性心疾患のiPS細胞モデル

岡山大学の高橋賢研究准教授は5月5日、ヒトiPS細胞から分化した心筋細胞を用いて虚血性心疾患の病態モデルを発表しました(Biochem Biophys Res Commun 2019, 520(3): 600-605)。この実験方法の動画が本日、米国の科学ビデオジャーナル「Journal of Visualized Experiments」で一般公開され...
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レポート:宇宙生物学研究

宇宙の微小重力環境下では骨量減少や筋萎縮が起こりますが、骨や筋肉などの細胞がどのように重力を感知しているかはよくわかっていません。この研究の目的は、細胞が重力を感知するしくみを...
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研究准教授の称号付与式

岡山大学は、研究力強化促進と若手研究者育成などの観点から、優れた研究業績を有する研究者の支援を実施しています。同大は今回、講師と助教を対象としたインセンティブ制度となる「研究准教授」制度を新設。選出された8人の優れた研究業績を...
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一流ビデオ科学誌JoVEのビデオ撮影

高橋ラボは、Journal of Visualized Experiments (JoVE)誌に出版された”Model of Ischemic Heart Disease and Video-Based Comparison of Cardiomyocyte Contraction Using hiPSC-Derived Cardiomyocytes”の論文のビデオ撮影を行いました。この論文の執筆は、博士課程大学院生が中心的に行いました。 撮影に先立って実験手順の確認を入念に行った他...
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会議の未来を創れ:初の日本生体医工学会オンライン大会

58年の歴史と2,700人の会員を擁する日本生体医工学会は、2020年5月に史上初のオンライン会議を開催しました。高橋賢は実行委員として、運営手順の策定やtwitter・facebookによる広報活動を行い、この学会のオンライン化を支援しました。 第59回日本生体医工学会大会は、もともと...
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